アメリカMN FTL

概要

overseas_029.jpg米国/ FTL: Federal-Mogul TP Liners,Inc.
製造拠点(シリンダライナ)
米国 ミネソタ州 レイクシティ
520N.8th Street Lake City, Minnesota 55041 U.S.A.
TEL: +1-651-345-8083
FAX: +1-651-345-8072

海外赴任者インタビュー

藤野 浩太

FTL2.jpg私は、TPR工業で7年間生産技術部で働いた後、2014年2月からアメリカミネソタ州にあるFederalMogulとの合弁会社FTLに赴任し、主に、我々のライナーを作るためのポイントになる技術を管理したり、日本から導入した設備について、より効率よく生産出来るようにするための改善を行っています。国の文化として、様々な立場の人に配慮し平等性を大事にして成り立っている国なので、それぞれの人の意見を尊重し、また自分の発言に不理屈な事がないように気を付け、意外と日本人がやってしまいがちな失礼をしないように特に心がけています。アメリカの文化に馴染もうとしながらも完全には染まらず、日本の心を忘れないぞという感じです。

FTL4.jpgFTLは2000年から操業しており、勤続年数が長いベテランの作業者が多いです。
ベテランならではの経験に沿ったアイデアと、最近TPR工業で開発された技術、それぞれのいいところを取り合って、力を合わせて改善していくことを大事にしています。FTLのスタッフの仕事の特徴としては、大きな設備投資や全体的なシステムの変更で成果を出すやり方が多く、自分には、技術的要素とノウハウが必要な細かい指示をすることが求められます。

FTL5.jpg生産に関する課題に対しては、製造部、品質部、技術部、保全部のそれぞれからメンバーを招集しプロジェクトチームを組んで調査をしますが、昔から悩まされているような不具合については原因が判明するチャンスはいつもある訳ではなく、僅かな変化や現象を見逃さない事が必要になってきます。赴任者が不安そうな顔で仕事を進めていても、メンバーに良い影響はありませんので、絶対解決出来る!という自信に満ち溢れている姿を皆に見てもらう事が必要であると思っております。

次に、仕事と同じぐらい重要になってくるアメリカでの生活について紹介します。
ここミネソタは夏は山形に比べたら涼しくて過ごしやすいですし、冬は-25℃を下回る日が何度かあるぐらいで、それ以外は思っていたほど大変ではなかったです。他の海外拠点に比べたら何でも揃っているスーパーマーケットがたくさんあり、食事や生活にそれほど苦労することはありません。アメリカならではのファストフード巡りは、自分の楽しみの一つです。日本と習慣が違う点なんかは、時には驚いてしまうこともいくつかありますが、、、

パーティーでは、締めのあいさつで解散、という訳ではなく、帰りたい人から帰る。老若男女に関わらず、皆が炭酸飲料を飲んでいる。自分が英語をうまく話せていないにもかかわらず、向こうからは勢いよくバンバン英語で話しかけてくる。この紙に書いて説明して~っと言っても、あまり書いてくれない。会社への通勤方法は、車、自転車、バイク、ゴルフカート、スノーモービル、ローラースケート等々様々。みんな力持ち。想像していた以上でした。又、アメリカでは妻と娘2人も一緒に生活しています。私は職場では通訳さんと協力して仕事を進めていますが、娘は英語の予備知識なしでいきなりアメリカの小学校に通って問題なく一年生を過ごせました。これが一番驚いた事であり、様々な立場の人に平等な機会が与えられる様に準備されている社会だなぁと感じました。数年後、帰任してまた仕事をする際は、海外での経験を生かしてより強く仕事をしていけるようにと思っています。