ブラジル TPRBR

概要

overseas_tprbr.pngブラジル/TPRBR: TPR Industria de Pecas Automotivas do Brasil Ltda.
製造拠点(シリンダライナ)
ブラジル サンパウロ州
Av. Armando Lopes Ribeiro 410, Colonia Rodrigo Silva, Porto Feliz, CEP: 18.540-000 SP, Brazil.


海外赴任者インタビュー

服部 俊也

海外シリンダライナ製造拠点として、一番新しく2016年に操業開始したのがTPRBR(TPR Indústria de Peças Automotivas do Brasil Ltda.)です。

1-1photo_tprbr.JPGTPRグループとしても初の南米大陸に進出し、サンパウロ州ポルトフェリス市に2014年8月に工場建設開始しました。2016年には、ポルトフェリス市長、TPR山岡社長等関係者を招き、開所式を盛大に行いました。それから顧客拡大、生産増量に向けて土台作りをやっているところです。

ここブラジルは南半球に位置し、南米大陸で最大の面積を占めています。ブラジルは26州と、首都ブラジリアで構成されていますが、私達の工場の有るサンパウロ州は、ブラジルの南東部に位置し、日系ブラジル人が最も多い州です。従ってTPRBRでも日本語を話せる人が多く、日常の仕事をしている現場では、わざわざ通訳を呼びに行かなくても対応できるので非常に助かっています。

TPRBRの工場は、ポルトフェリス市の工場団地と呼ばれる広大な所に、ポツンと建てられています。周りには、サトウキビ畑や牧場が広がり、目の前の道路を車やバイクのみならず、時折馬に乗った人も見受けられる長閑な所です。ブラジル経済が冷え込んで、周辺の工場建築も進んでいませんでしたが、最近徐々に工場が建てられてきました。TPRBRの隣にもようやく工事がスタートし、建物の形が見える様になってきました。トヨタの増員計画公表や、周辺工場の新築が増えてくることで、ようやく仕事に慣れてきたオペレーターの流出が心配になってきた今日この頃です。

2-1photo_tprbr.jpgブラジルと言えば、サッカー王国というのが頭に浮かびます。ブラジルの人は皆それぞれひいきのチームがあり、自分の応援しているチームが一番優れていると主張してきます。昔は対戦チームの応援団同士の喧嘩で、死人が出ることもありました。私もサッカーの試合を観戦しましたが、絡まれたり何かあるのではないかとビクビクしながら見に行ってきました。

 

3-1photo_tprbr.jpg次にブラジルの生活について紹介します。2016年頃に日本や他の国でも、ジカウィルスやデング熱の事が話題となりました。蚊を媒体とした病気で重篤な場合は死に至るとの報道がなされていました。その為、日本からブラジルに来るときに、虫除けスプレーや蚊取り線香を大量に持ってきました。ところがブラジルに来てみると蚊をほとんど見たことがなく、虫除けスプレーや蚊取り線香を使う機会がありませんでした。今では段ボールに入れたままとなっています。また治安の悪さも日本でも大きく報道されますが、世界中どこでも「危険な所に行かない」「夜一人で出歩かない」ということを守れば大丈夫です。

TPRBRは、まだまだフル生産まで至っていません。今はIATF16949やISO14001の認証を取得し、人材の育成・現場の改善を進め、いつ生産が増えても対応できるように体制を整える事を進めています。

4-1photo_tprbr.jpg昨年、緑化運動の一環として会社前の道路に、クワレズメイラの木をTPRBRのメンバー一人一人が一本ずつ自分の木を植樹しました。自分の木が大きく成長し、紫の花が咲き乱れることを楽しみにしています。このクワレズメイラの木同様、欧州メーカーや日系メーカー等、数多く受注し大きく成長することを夢見て頑張っているところです。